町の片隅にある古びた喫茶店で、熟女たちの集まりが開かれていた。
彼女たちは様々な話題で盛り上がっていたが、その日のテーマは「若さの秘訣」だった。
「ねえ、ミサトさん。最近、あなた肌のツヤがいいわね。何か特別なケアでもしてるの?」友人の一人が尋ねる。
「そんなことないわ。ただ、少し気を遣っているだけよ。」
ミサトは微笑んで答えたが、内心ではもっと根本的な解決策が欲しいと願っていた。
その時、一人の友人が小声で噂話を始めた。「実はね、若さを貸し出しているという女子高生がいるらしいのよ。」
「若さを貸し出す?そんな馬鹿な話があるの?」ミサトは半信半疑で耳を傾けた。
「本当なの。彼女はリナって名前で、特別な力を持っているらしいわ。若さを手に入れるためには大金が必要だけど、本当に若返ることができるんだって。」
ミサトはその噂に強く惹かれ、リナと接触する方法を探し始めた。
数日後、彼女はリナと会うことができるという情報を手に入れた。
そして、指定された秘密の場所でリナに会うこととなった。
「こんにちは、ミサトさん。お話は伺っています。若さを借りたいとのことですね。」
セーラー服姿のリナは冷静な表情で言った。
「はい。どうしても若さを取り戻したいんです。条件は何でも飲みます。」
「それでは私と年齢を交換して頂くことになります。期日をあらかじめ決めて、再度お会いして元に戻るという流れになります。」
ミサトは真剣な顔をしながら話の続きを聞く。
「その際にサービス代を頂くことになります。また、私側でいつでも身体を元に戻せるので、踏み倒しは不可能であることを理解してください。」
リナは淡々と条件を提示した。
ミサトは少しのためらいもなく、その条件を受け入れた。
「分かりました。お願いします。」
リナは微笑み、魔法の力を使って二人の年齢を交換した。
ミサトは10代の若さを手に入れ、新しい生活に心を躍らせていた。
見た目がセーラー服の熟女になったリナは、その様子を静かに見つめていた。
若さを取り戻したミサトは、まるで夢のような日々を過ごし始めた。
彼女の肌は再びツヤを取り戻し、活力に満ち溢れていた。
友人たちも彼女の変貌に驚き、羨ましがった。
「ミサトさん、最近本当に若返ったみたいね。何をしたの?」友人の一人が尋ねる。
「ただ、少しの手入れと運動をしているだけよ。」
ミサトは微笑みながら答えたが、内心ではリナとの取引を思い出していた。
しかし、次第にその代償の重さを感じるようになった。
リナへの支払いは次第に増え、ミサトは借金を重ねてしまった。
ミサトはリナに対して不安を感じ、彼女に相談することにした。
「リナさん、支払いが重くなってきて…どうすればいいのでしょうか?」ミサトは尋ねた。
リナは冷静に答えた。「契約は契約です。支払いができないなら、他の方法で返済してもらうしかありません。」
「他の方法って…何ですか?」ミサトは恐る恐る尋ねた。
ある日、ミサトはリナに呼び出され、再び秘密の場所へ向かった。
リナは冷静な表情のまま、ミサトに告げた。
「あなたの借金はもう限界です。これ以上支払えないなら、他の方法で返済してもらうしかありません。」
「他の方法って…何ですか?」ミサトは恐る恐る尋ねた。
リナは微笑みながら説明を始めた。「あなたの身体を担保にしてもらいます。私は年齢だけでなく身体そのものも交換することができます。」
ミサトの表情は更に引きつるが、リナは淡々と説明を続ける。
「あなたを魂はその辺のネズミかカエルにでも入れてあげます。空のあなたの身体を提供してもらえれば、あなたの借金は帳消しになります。」
ミサトはショックを受けたが、追い詰められた状況では他に選択肢がなかった。「そんな…でも、他にどうすればいいの…」
結局リナは魔法の力を使ってミサトの魂をネズミに入れた。そして、ミサトの身体はリナの手元に残った。
ミサトはネズミの姿で、かつての自分の身体を見上げることしかできなかった。
リナは冷静にミサトに語りかけた。
「あなたが選んだ結果です。これが若さの代償です。」
ミサトは絶望の中で、自分が何もできないことを痛感しながら、ネズミとしての生活を送ることになった。
その後、元の身体は数多の好事家に貸し出され、最後は臓器を取り除かれて火葬された。
もう2度と元に戻ることは出来なくなったのだった。
お金を出しても若さを保ちたい人ってどのくらいいるんでしょうか?
そこそこいそうな気もしますが、
身体は適度に鍛えつつ、見た目は年相応でいいんじゃないてすかね?
でも、今の能力を持ったまま本当に若返ったら
それ自体が色々とチート能力みたいになっちゃいますね。
旧Twitterのときとか、pixivで読んでたんですが
まさかのアニメ化。アニメは半分くらいしか見てなかったけど。
ギャグとしても普通の話としても面白いです。
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