「おはようございます、紗月さん。今日からあなたはここで新しい生活を始めることになります。」
冷たい声が響き、竜二は目を覚ました。
視界がぼやける中、自分がどこにいるのかも、なぜこんな状況に置かれているのかもわからず、苛立ちが込み上げる。
見慣れない部屋の中央に座らされ、目の前には白衣を着た男が立っていた。
「何だよ、お前…俺をこんな所に閉じ込めて、どういうつもりだ?」
「これはあなたが犯した罪に対する矯正プログラムの一環です、竜二さん…いや、紗月さん。」
「はぁ?ふざけんな!俺は男だ、こんな女みたいな名前で呼ぶんじゃねぇ!」
男は竜二の叫びに表情一つ変えず、淡々と説明を続けた。
「あなたの犯罪傾向と性格を考慮し、社会復帰のために必要な矯正が施されます。このプログラムでは、あなたに『紗月』という新しい身分と役割を与え、日常生活の中で矯正していきます。」
「ふざけやがって…!なんで俺がそんなことを!」
「あなたは暴力的で、女性に対して尊重の欠ける言動が見られましたね。このプログラムでは、あなたに女性としての生活を体験してもらうことで、反省と再教育を促します。」
竜二は拳を握りしめ、今にも怒鳴り散らしそうになったが、男の冷徹な視線に抑え込まれるようにして、言葉を飲み込んだ。
「これは矯正プログラムです。逆らえば罰を受けることになります。それがあなたのためであり、社会にとって必要な措置なのです。」
男の説明が終わると、竜二は黙り込んだ。
怒りに燃え上がる自分とは裏腹に、圧倒的な無力感が体を包み込んでいく。
この場所から逃れる術はなく、自分に課された「矯正」がどのようなものなのかを、すぐに思い知らされることになるのだろう。
次の日から、竜二は「紗月」としての日常を強制される。
毎朝、目を覚ますとすぐに、無機質な部屋の隅に置かれた全身鏡の前に立たされる。
そして、用意された女性用の下着と服を身につけるよう命じられた。
監視カメラが部屋の隅から冷徹な視線で見下ろしており、逃げ場はない。
「…クソが…」
竜二は小声で悪態をつきながらも、仕方なくブラジャーを手に取った。
薄い生地と華奢なデザインが、これが自分のものではないことを何度も突きつけてくる。
初めて着ける下着に戸惑いながら、手探りで体に合わせてみる。
背中に手を回してホックを留めようとするも、慣れない動作に手が震え、何度も失敗してしまう。
「くそ…なんでこんなもん…」
鏡に映る自分の姿を見て、竜二は思わず目をそらしたくなった。
長い髪と女性らしい顔立ち、そして服を身につけることでさらに強調される細い肩と柔らかな曲線。
自分ではないはずの「女性」がそこに映っていた。
次に手に取ったのはショーツだ。
抵抗を感じながらも、下着を足元に通し、ゆっくりと引き上げる。
その瞬間、女性の体に触れる感覚が一層リアルに押し寄せてきて、竜二は小さく息を呑んだ。
「これが…俺の今の体か…?」
言い知れぬ違和感と恥ずかしさが入り混じり、胸の奥で妙なざわつきを覚える。
それでも逆らうわけにはいかず、上からスカートを履いて、制服のブラウスを身につけた。
鏡の中で女性の姿が完成されていくたびに、自分が「男」であることが薄れていくような気がして、胸が締め付けられる思いだった。
日々、竜二は「紗月」としての生活を強制され、服装だけでなく言動も女性らしさを求められた。
最初は反抗的に振る舞っていたが、その度に罰が与えられ、次第に反発する気力も失われていく。
ある日の夜、竜二は独り言のように呟いた。
「俺は…もう戻れないのか…?」
低く荒々しかった言葉遣いも、罰を恐れるあまり、次第に震えるようなか細い声へと変わっていった。
ある意味で、これが「矯正」の効果なのだろうか。
竜二はいつしか、与えられた名前「紗月」を名乗ることにも抵抗を感じなくなっていた。
数か月が経った。竜二はもはや「紗月」としての日常に従順になり、男性であった自分を思い出すことも少なくなっていた。
ある朝、鏡の前で制服を身にまとい、髪を整える自分に気づき、ふと微笑んでいる自分に気づく。
「おはよう、紗月さん。今日も頑張りましょうね。」
かつての自分とはまるで違う、自分に語りかけるようなその声に、どこか温かさを感じるようになっていた。
矯正というか洗脳ですね。
男なのに女性物の下着や服を着させられ
女性らしい振る舞いをさせられて。。。
私は自らやってますけど。
一部の人にはご褒美な罰ですね♪
男性の犯罪者の囚人服を全部ミニスカートのセーラー服とかにしたら
少しは犯罪が減りませんかね?
女性の場合は何が良いのか?
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