いつも通りの日だった。俺――涼介(りょうすけ)はアウトドアが大好きで、暇さえあれば外でスポーツをする活発な男だ。
逆に姉の真希(まき)はインドア派で、ほとんど家に閉じこもっている。
彼女は少し太り気味で、そのことをいつもからかっていた。
「もうちょっと運動したら? 健康に悪いぞ?」なんて、軽い気持ちで投げかける冗談だった。
でも、真希にはその言葉が積み重なり、我慢ならなかったようだ。
その日も、俺はサッカーを終えて汗だくのまま帰宅。
疲れ切っていた俺はシャワーを浴びて、すぐに眠りについた。だが、目が覚めた時、すべてが狂い始めた。
「え…な、何だこれ…?」
目を覚ました瞬間、俺は混乱していた。
いつものように布団に横たわっているはずが、何か違和感があった。
まず、身体が重い。
そして動こうとしても、なんだかぎこちない感覚が全身に広がっていた。
ゆっくりと布団をめくると、そこには見慣れないセーラー服が――しかも、下着もいつもと違う感触がする。
あり得ない。どうして俺がこんな格好をしているんだ?
「なんだこれ…!?」
鏡に映った自分を見ると、驚愕した。
そこにいたのは、自分の顔を持ちながら、姉の太った身体だった。
俺は寝ている間に真希に首をすげ替えられていたのだ。
そして彼女は、その前にわざち自分の身体にブラとショーツの上に直接セーラー服を着て、それから交換したに違いない。
「おはよう、涼介。」
背後から聞こえた声に振り向くと、そこには俺の身体が立っていた。
いや、正確には真希が俺の身体を操っている。
彼女は不敵な笑みを浮かべ、こちらをじっと見つめていた。
「どう、私の身体は? 重くて動かないでしょ?」
「おい! 何してんだよ!? こんなことして…! すぐに元に戻せ!」
俺は怒り狂って彼女に飛びかかろうとしたが、身体が重くて思うように動かない。
反対に、俺の身体を使っている真希は軽やかに避け、余裕の表情だ。
「元に戻したい? じゃあ、勝負しましょうよ。サッカーとテレビゲーム、どっちも私に勝てたら、元に戻してあげるわ。」
「勝負…?そんなの、楽勝だろ。サッカーなら俺の方が強いに決まってる!」
俺は強気だった。だが、実際の勝負は甘くなかった。
サッカーの勝負が始まった。俺はいつも通り、ボールを蹴ろうとしたが――
「えっ…?」
足が思うように動かない。
重い身体に加え、全く俊敏さがない。
ボールを追うのにさえ苦労し、気づけば真希が俺の身体で軽々と得点していた。
「どうしたの? これでも運動不足の姉に負けちゃうの?」
俺は悔しさで言葉が出なかった。
結局、サッカーでは勝てず、次のテレビゲームに挑むしかなかった。
ゲームでは、俺の方が有利だと思っていた。
しかし、いつもゲームばかりやってる真希の技術が冴えわたり、彼女は俺を圧倒した。
もともとインドア派でゲームに慣れている彼女に、俺は到底敵わなかった。
「どう? これで私の方が勝ちってことね。」
真希は勝利を宣言したが、俺は何も言えずに唇を噛みしめた。
彼女はこの状況を完全に楽しんでいた。
そして、俺は彼女に屈するしかなかった。
「それじゃ、しばらくこのまま過ごしてもらおうかしら。私の身体で、女性として生活するのも面白い経験になるんじゃない?」
俺は反論する力もなく、彼女の言葉に従うしかなかった。
家の中では、真希の身体で女性の下着とセーラー服を着て過ごさなければならなかった。
学校では元の服を着ていくことを許されていたが、真希の体型のせいで「太ったな」とからかわれ、耐え難い日々が続いた。
本当の俺は、こんな屈辱的なことをされるために生きていたわけじゃない。
早くこの状況を終わらせたい、だけど…どうやったら真希に勝てるんだ?
日が経つにつれ、俺は真希の支配に苦しんでいた。
彼女は俺の身体を使い、好き勝手に動き回る。
しかも、俺が彼女の身体で何をするかにも、彼女は細かく指示を出してくるのだ。
「今日はこの服を着てね。どう?似合ってるわよ。」
そう言って手渡されたのは、彼女が選んだピンクのフリル付きのドレスだった。
俺の中に生まれる屈辱感。
それでも、俺には抵抗する術がなかった。
真希との戦いはまだ続く。
俺がこのゲームに勝利し、元の身体に戻れる日は来るのだろうか?
一方、真希は弟の身体に入ってから、最初は違和感を感じたものの、次第にその生活に慣れていった。
弟・涼介のスリムな体型は、彼女がいつも持っていたコンプレックスを完全に解消してくれた。
「これが本当の自分だったらいいのに…」
自分の顔が鏡に映るたびにそう思う。
家では、ブラとショーツの上にラフな服を着て弟に見せつけるようにした。
弟の身体は軽く、何をするにも抵抗がなく、以前の重たい体型からは想像もできない自由さがあった。
「どう、涼介?そっちの身体も案外悪くないでしょ?」
真希は家の中で、涼介の身体にだらしなくTシャツと短パンを身に着け、リラックスしていた。
以前はこんな格好をしても、すぐに動けない自分の身体が嫌いだったが、今は違う。
涼介をからかうように、彼の身体で身に着けた自分のショーツやブラを見せつけながら歩き回る。
「くっ…! いい加減にしろよ…戻せよ!」
「戻す? まだまだ楽しませてもらうわよ。」
真希は涼介を軽く見下ろしながら、不敵に笑う。
彼女にとって、この新しい身体は一種の解放であり、絶対に手放すわけにはいかないと心に決めていた。
真希は鏡の前に立ち、自分の顔を見つめながら不思議な気持ちを抱いていた。
顔はいつもの自分だが、首から下は弟・涼介の身体になっている。
寝ている間に姉弟で身体が入れ替わるなんて、誰が想像できただろうか。
意図して起こした出来事ではないが、主導権を取るために敢えて自分がやったように見せかけていて、涼介は気づいていないようだった。
彼女は涼介の筋肉質な体を確認するように手足を動かした。
「全然違う…これが涼介の体なんだ…。」彼女はブラ越しの平たい胸やショーツ越しの膨らんだ股間を触り、今までとはまったく違う感覚に驚いていた。
真希はこれまで運動が苦手でインドア派だったが、涼介の体はしっかりと鍛えられていて、軽やかに動ける。
いつもよりサイズに余裕があるセーラー服を身にまといながら、真希は「誰にも気づかれないだろう」と自分に言い聞かせ、いつも通りの生活をしようと学校に行くことにした。
学校では、クラスメイトたちが彼女に声をかけてきた。「おはよう、真希!」いつもなら、普通に返事をしていたが、今日は少し違った。
真希は自分の身体が涼介のものであることを知っているが、周りは全く気づいていない。
それが逆に面白く感じられた。
「おはよう。」涼介の体でありながら、声は自分のままなので安心しつつ、彼女は自然体で振る舞った。
しかし、涼介の体の運動能力の高さに驚くことも多かった。
休み時間に軽く走ったりすると、以前の自分では考えられないほど軽やかに体が動いた。
放課後、男子たちから「一緒にゲームセンターに行かない?」と誘われ、真希は軽くうなずいた。
ゲームセンターでの彼らとの交流は予想以上に楽しく、真希はしばし自分が弟の体にいることを忘れてしまった。
男子たちも真希に魅力を感じ始め、人気が高まっていった。
しかし、時折、自分の股間にいる涼介の分身が勝手に反応する瞬間があり、戸惑いもあった。
女子たちが近くに寄ってきた時、涼介の体が自然に反応してしまうことに真希は動揺した。
心の中で「私は女の子なのに…」と焦りながらも、なんとか平静を保とうとした。
家に帰ると、真希は弟の体の大きさに改めて驚かされた。
彼女は鏡の前で自分の体を確認し、涼介の広い肩やしっかりした胸元に手を当てた。
「これが今の私なんだ…」とつぶやきながら、少しずつその違和感に慣れようとしていた。
所変わって、涼介は、鏡の前で立ち尽くしていた。
映っているのは、普段見慣れた自分の姿ではなく、姉・真希の体。
自分の目で見ても、違和感が消えない。何よりもまず、目を引いたのは姉の大きな胸だった。
「こんなに重いのか…」
真希のセーラー服の上からでも分かるくらい、涼介には扱いきれないほどの大きな胸が突き出している。
歩くたびに揺れるその感覚は、今まで一度も感じたことのないものだった。
ブラの締め付け感も不慣れで、涼介はどうしてもそれを意識してしまう。
「姉さん、こんな体で毎日過ごしてたのか…」
彼は戸惑いながら、下を向いてみた。
スカートの下から見える太ももも姉のもので、スカートのすそが足に触れる感触も妙に生々しい。
だが、それ以上に気になるのは、姉の体の他の部分だった。
特に、彼が苦労したのはそのお腹とお尻だ。
「なんでどっちもこんなに大きいんだよ…」
涼介はスカートの上からそっと触れてみたが、その感覚に驚いた。
丸みが強調されているお尻は、どうしても自分のものではないと感じさせられる。
ぷよんと突き出ているお腹は、どうしても自分のものであると信じたくない。
座るたびに椅子に感じる柔らかさや、歩く際に軽く揺れる感覚は、彼にとって未知のもので、まるで別の生き物のように感じてしまう。
「姉さんの体って、こんなに…動かしにくいのか?」
自分の中にいるはずの姉の肉体に対して、彼はどう扱えばいいのか全く分からなかった。
胸もお尻もお腹も重たくて動きづらく、身体全体が自分の意思とは裏腹に動いてしまうような感覚だった。
そこに、軽やかな足音が近づき、ドアが開いた。入ってきたのは、涼介の体を持つ姉、真希だった。
「どう?私の身体、楽しんでる?」
真希は涼介の身体で余裕たっぷりに微笑みながら、彼の前に立った。
彼女は細い体をリラックスした様子で動かし、明らかに快適そうに見える。
身に着けている女性物の下着から、姉の挑発的な態度が透けて見える。
「こんな大きな体、扱いにくいだろうけど…ちゃんと慣れなさいよ。私も男になって苦労してるんだからさ。」
そう言いながら、真希は涼介の胸を軽く揉んで彼をからかう。
涼介は顔を赤くしながら、無意識に自分の身体を隠そうとしたが、そこにあるのは姉の大きな胸と丸いお尻だ。
彼は今の自分の体に何もできない無力感を痛感していた。
「なんで俺がこんな目に…」
だが、真希はそんな彼の苦しみを楽しむかのように、ますます自信を深め、涼介のスリムな身体で新しい人生を謳歌していたのだ。
「私はこの身体のままでいいかもね。男子からの人気も上がったし。」
真希は涼介の身体で軽やかにセーラー服に軽やかに着がえて、自分の身体になった涼介に密着する。
「私の身体も、もっと楽しんでほしいな!」
そう言いながら、涼介の胸やお尻を揉みしだき、自然と持ち上げられたスカートの前側を見せつけていた。
女装するときって、スカートを履くとパンツと比べて動きにくいし
ヒール低めでも、普段の靴から比べると歩きにくいです。
ウィッグも割と邪魔ですし、膝をくっつけて座らないと大変だったり
基本的に制約が多いですが、結局それを楽しんでいます。
身体ごと変わったら、その制約が更に大変になりそうで
好きな人ならきっと楽しめるんでしょうね。
無理やりだったら、なかなかつらいことになるかと思います。
私はそれを眺めていたい。。。
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