男子高校生・圭太は、学校の帰り道にふとしたきっかけで同級生の紗希と一緒に帰ることになった。
紗希は圭太とは違い、明るく社交的で、いつも周りに友人がいるタイプだ。
しかし、二人だけの会話は意外なほど弾み、圭太は自分の秘密をつい打ち明けてしまった。
「実はさ、昔からロリータ服に憧れててさ……着てみたいなって思うんだけど、ほら、男だと無理じゃん?」
「え、それだけ?」紗希は目を丸くしながら笑った。「いいじゃん、そんなの。私の服貸してあげるよ!」
思わぬ返答に圭太は動揺したものの、断る理由も見つからない。
週末に紗希の家へ行く約束をした。
週末、紗希の部屋には、フリルとレースがあしらわれた華やかなロリータドレスが並んでいた。
圭太はその美しさに目を奪われながらも、緊張で手が震えていた。
「じゃあ、これに着替えてみて。」紗希がピンクのドレスを差し出した。
「え、マジで?ちょっと待って心の準備が……」
「大丈夫だって、私しか見てないから!」
着替えを始めた圭太は、鏡に映る自分の姿に驚いた。
細身の体型も相まって、まるで本物のロリータモデルのようだった。
「どう?似合ってるよね!」紗希が嬉しそうに声を上げる。
「……うん、思ってた以上にいいかも。」
その時、ふと紗希が思いつめたような表情を浮かべた。
「ねぇ、もしお互いの体が入れ替わったら、もっと自由に楽しめるんじゃない?」
冗談のような提案に、圭太は笑って答えた。
「そんなの無理だろ。」
しかし、次の瞬間、何かが変わった感覚がした。
目を開けると、圭太は紗希の体になっていた。
そして、隣には自分の体に驚きながら触れている紗希の姿があった。
「うそ……本当に入れ替わった!?」
「何これ、どうなってるの!?」
二人はしばらくパニックになったが、状況を受け入れると徐々に落ち着いてきた。
「これ、チャンスじゃない?圭太くん、私の体なら思いっきりロリータ楽しめるでしょ?」
「いや、たしかにそうだけど……紗希はどうするんだよ。」
「私?せっかくだから男子の体でやりたいことやってみる!」
こうして二人は、互いの体で一日を過ごすことにした。
圭太は、紗希のロリータ服を次々と試し、鏡の前でポーズをとった。
スカートの広がりやリボンの結び目に感動しながら、自分が夢見ていた世界に浸った。
「この服、ほんとに可愛い……!」
一方の紗希は、圭太の体でいつもと違う自由さを楽しんでいた。
声が低くなる感覚や、力が強くなったことが新鮮だったらしい。
「男子って意外と楽しいかも!走ったりするのが全然疲れない!」
二人は外へ出かけることを決めた。
紗希(圭太の体)は少年らしい仕草を研究しながら、圭太(紗希の体)はロリータファッションで街を歩く。
道行く人々の視線に戸惑いながらも、圭太は胸を張って歩いた。
「こうして見ると、女の子ってすごいね。こんなに可愛い格好してても普通なんだ。」
「でしょ?男の子はスーツばっかりだからつまんないよね。」
一日の終わり、二人は再び紗希の部屋に戻った。
「楽しかったけど、そろそろ元に戻りたいかも……」
「うん、私も。男子の体もいいけど、やっぱり自分が一番しっくりくる。」
不思議な力が再び働き、二人は元の体に戻った。
しかし、今日の経験はお互いの心に新たな価値観をもたらした。
「ありがとう、紗希。今日のことは一生忘れないよ。」
「私も。いつでもまた着せてあげるからね!」
二人の友情は、特別な絆へと変わったのだった。
不思議な力って、ご都合主義ですね。
男が着られるサイズのロリータって結構あるけど高い。
かといって女性物が安いわけでもない。高い。
ロリータはまともなものなら総じて高い。
ロリータ趣味を持つのは大変ですね。
私のはロリータ風に見えなくもないただの服なので。。。
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