ある日の放課後、美咲はクラスメートの亮を学校の裏手に呼び出した。
彼女はずっと亮のことを気にかけていて、特に彼の考え方や行動に興味を抱いていた。
「亮くん、ちょっと聞いてもいい?」美咲は少し緊張した様子で尋ねた。
「何?」亮は不思議そうに美咲を見つめ返した。
「私、前から亮くんのことをもっと知りたいと思ってたんだ。特に…その、君の視点で物事を見てみたいって。」
亮は驚いた表情を浮かべた。「俺の視点で?どういう意味?」
「そのままの意味だよ。君のように感じたり、考えたりすることができたら、どんな風に世界が見えるんだろうって、ずっと思ってたの。」
美咲は慎重に言葉を選びながら続けた。「実は…ある方法を使えば、私たちの意識を交換することができるんだ。」
「そんなことができるのか?」亮は半信半疑で聞き返した。
「うん、もちろんこれは普通じゃないけど、私たちの意識が入れ替わることで、お互いの立場や感覚を理解できるんじゃないかと思って。」
亮はしばらく考え込んだ後、ようやく頷いた。「もし本当にできるなら…ちょっと興味がある。」
「じゃあ、試してみようか。」美咲は小さく微笑んで、亮に向き合った。「目を閉じて、深呼吸して…」
次の瞬間、亮は自分の身体がまったく違う感覚を持っていることに気づいた。
目を開けると、見慣れない髪が肩にかかっているのが見え、さらに自分の手が思ったよりも細くて白いことに気づいた。
「これが…美咲の身体?」亮は戸惑いながら自分の新しい姿を確かめた。
一方で、美咲も亮の身体に入って、自分が感じたことのない力強さを感じていた。
筋肉の動きや、体の重み、そして普段とは違う視点から見える世界。
「やっぱり…これが男子の身体か…」美咲は興味津々で亮の体を動かしてみた。
二人はしばらくその場で新しい感覚に浸っていた。
亮は美咲の身体で感じる柔らかさや、動きの軽さに驚き、美咲は亮の身体で感じる力強さと重さに感心していた。
「不思議な感じだな…こんなに違うんだ。」亮は自分の声が美咲の声になっていることにも驚きながら言った。
「そうでしょ?だから、もっといろんなことを試してみたくなるんだよ。」美咲は亮の身体で笑顔を浮かべた。
しかし、しばらくして亮は元の身体に戻りたくなった。
慣れない感覚に戸惑いが増してきたのだ。
「そろそろ元に戻らないか?」亮は少し不安げに提案した。
美咲は亮の提案に少し寂しさを感じながらも、同意した。「そうだね、それじゃあ、戻ろう。」
再びお互いの身体に戻った二人は、どこか名残惜しさを感じていた。
「楽しかったね、亮くん。またいつか、こういうことができたらいいな。」美咲は微笑んだ。
亮は照れくさそうに笑った。「うん、考えてみるよ。」
その夜、二人はそれぞれの家に帰り、自分たちが経験した不思議な出来事を思い返していた。
お互いの身体を通じて得た経験は、二人にとって忘れられないものとなった。
可愛い女の子からの提案ならとりあえず飲んじゃいますね。
そして、一人になって色々やっちゃいますね。
でも、相手が何してるかも気になりますね。
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