【TSF、入れ替わり】母になった息子-リメイク-

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また、私のように性癖が歪んでも責任は取れません。

女装と男女の入れ替わりは自己責任で♪

AI作文
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佐藤健太を眠りの淵から引きずり出したのは、脳を直接かき乱すような、強烈な不協和音だった。

「お母さん! 起きてるの? もう七時半だよ!」

妹・美咲の、遠慮のない叫び声。

いつもなら自分の部屋まで微かに届く程度のその声が、今は鼓膜のすぐ傍で、鋭い凶器のように突き刺さる。

健太は意識を浮上させようとしたが、身体が鉛のように重い。

いや、単なる重さではない。

四肢の筋肉が削ぎ落とされ、代わりにぶよぶよとした実体のない「肉の重み」が全身に纏わりついているような感覚だ。

(なんだ……? 全然、力が入らねえ……)

目を開けようとして、まぶたの重さに驚愕する。

視界がいつもより低い。

そして何より、鼻腔を突く「匂い」が最悪だった。

それは、高校生の自分の部屋にある、制服の汗や埃の匂いではなかった。

湿った寝具から立ち上る、脂の回ったような、どこか饐(すえ)えた臭い。

化粧品の残り香と、加齢に伴う特有の油分が混ざり合った、生々しい「中年女性」の体臭だ。

「うっ……」

反射的に口元を押さえようとして、健太は自分の「手」を見て凍りついた。

視界に入ったのは、血管が浮き出し、節くれだった指。

手の甲には薄茶色のシミが点在し、爪は短く切り揃えられているが、家事のせいで指先はカサカサに荒れている。

それは、何千回、何万回と皿を洗い、雑巾を絞り続けてきた、四十代半ばの女性――母・美奈子の手に他ならなかった。

「……あ、あ……」

喉から漏れたのは、ひび割れた、しかし妙に湿り気を帯びた女の声だった。

健太は狂ったようにベッドから転げ落ちた。

足元がふらつく。

膝の裏に力が入らず、脂肪の乗った太もも同士が、不快な摩擦音を立てて擦れ合う。

這いつくばるようにして姿見の前に辿り着き、鏡の中の「モノ」を見た瞬間、健太は胃の底からせり上がる酸っぱい液体を飲み込んだ。

鏡の向こうにいたのは、佐藤健太ではなかった。

寝乱れた髪の間から覗く顔は、目尻に深い皺が刻まれ、重力に逆らえなくなった頬の肉がわずかに弛んでいる。

首筋には年輪のような横線が走り、パジャマの胸元からは、かつての張りを失い、だらしなく横に流れた肉の重みが透けて見えた。

「嘘だ……嘘だろ……。なんで、俺が、母さんに……っ!」

自分の意識が、自分を産んだ女の、この「老いていく肉体」の中に閉じ込められている。

その事実は、少年の純潔な自尊心を容赦なく蹂躙した。

健太は震える手で、自分の(母の)顔に触れた。

指先に伝わる肌の質感は、驚くほど生々しく、油っぽい。

小鼻の周りには角栓が詰まり、毛穴が開いているのがはっきりと分かる。

「拒絶」という言葉では生ぬるい。

それは生理的な、魂レベルでの汚染感だった。

自分が今、呼吸をするたびに、母の肺が膨らみ、母の古い血液が全身を巡っている。

その事実に吐き気が止まらない。

「お母さん? 入るよ?」

ドアノブが回る音。

健太は叫びたかったが、パニックで声が出ない。

ガチャリとドアが開き、部活のユニフォームを着た美咲が、平然とした顔で部屋に入ってきた。

「ちょっと、お母さん。いつまで寝てるのよ。お父さんももうすぐ降りてくるよ」

美咲の視線が、鏡の前で震える自分――母の姿をした健太――を捉える。

健太は反射的に、パジャマのボタンが外れかかった胸元を、荒れた両手で覆い隠した。

美咲は怪訝そうな顔をして、鼻をひくつかせた。

「……なんか今日、部屋が臭くない? お母さんの枕、そろそろ洗ったほうがいいよ。加齢臭かな、これ。キツいよ」

妹の容赦ない言葉が、健太の心に追い打ちをかける。

鏡の中の母(健太)は、ただ呆然と立ち尽くすしかなかった。

美咲が感じているその「臭い」は、今、自分自身の皮膚から、脇から、股ぐらから、止めどなく溢れ出しているものなのだ。

若々しい妹の肌と、鏡に映る自分のくすんだ肌の対比が、あまりに残酷だった。

「わ、わかったわよ……。すぐ行くから、先に行ってなさい」

必死で絞り出した声は、美咲が聞き慣れた「母親」そのものだった。

自分という人格が、この脂肪と皺に埋もれた肉体に溶けて消えてしまいそうな絶望感。

美咲が部屋を出ていくと、健太は再び鏡の中の自分を凝視した。

よく見ると、生え際には数本の白髪が混じっている。

昨日まで自分の部屋で、若さゆえの万能感に浸っていた高校生が、一夜にして、重力と年齢に支配された「主婦」という名の家畜に成り下がったのだ。

(戻らなきゃ……。早く、俺の身体に戻らなきゃ……っ!)

健太は、自分の(母の)下腹部を強く掴んだ。

指が脂肪に深く沈み込む。

その肉の感触が、あまりにも「現実」すぎて、彼はその場に泣き崩れるしかなかった。

泣き声さえも、もはや少年の瑞々しさはなく、中年の女の、湿っぽく重苦しい呻きでしかなかった。

彼はまだ知らなかった。

この「忌まわしい肉体」が背負っている本当の重みが、単なる加齢や臭いだけではないことを。

家族を支えるために、この身体がどれほどの摩耗を耐え忍んできたのか。

その地獄のような体験の入り口に、彼は今、立ったばかりだった。

起きたら40代の母親でした

過去作品、元の話はこちら

元はそんなに黒い話じゃないけど

最近書いてるものにつられてダークな展開に

歳を取ればありがたみも分かるもんですが

若い頃はそんなの関係ないんですよね。。。

次回:2/27 21:00公開予定 会社員の闇的な内容

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