【女装小説 連載03】何となく女装を始めたら、だんだん拘り過ぎてしまった件③

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女装と男女の入れ替わりは自己責任で♪

TS、女装小説
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7.ムダ毛の処理と夏の装い

悠人は、暑い日が続く中で体型を隠すための厚着をするのがますます不自然に感じるようになっていた。

とはいえ、今までの女装ではロングスカートや長袖のトップスを選んで体型を隠すことが常だった。

だが、夏になるとそれはさすがに無理がある。

そこで、もっと涼しげで快適な服に挑戦してみようと考え始めた。

「半袖とか、膝丈のスカートとか…もう少し軽い感じの服でも、着られるんじゃないかな?」

そう思い立った彼は、手軽に服を選べるネットショッピングを利用することにした。

店頭で女性の服を買うのはまだ少し恥ずかしいと感じていたため、ネットであれば自宅でじっくり選べることが魅力的だった。

ある夜、ベッドに横になりながら、悠人はスマートフォンを手に取ってショッピングサイトを開いた。

画面には、涼しげな夏物のレディースファッションが並んでいる。

ブラウスやスカート、ワンピースなど、これまで目を向けなかったような軽い素材や、露出が多いデザインの服が目に入る。

「どれがいいんだろう…でも、あんまり派手なのはちょっとな…」

画面をスクロールしながら、目に留まったのはシンプルでナチュラルなデザインの白い半袖ブラウスと、ネイビーの膝丈スカートだった。

どちらも露出は少ないが、軽やかで涼しげな印象がある。

「これなら、今までの服装よりも涼しくて自然に見えそうだし、挑戦してみる価値あるかも」

悠人はさっそくカートに入れ、購入手続きを進めた。

支払いを済ませてから画面を閉じ、心の中で少しドキドキしながら新しい服が届くのを待った。

数日後、待ちに待った荷物が届いた。

悠人はそれを手に取り、部屋に戻ると急いで箱を開けた。

中には、期待通りの白いブラウスとネイビーのスカートが入っている。

「実物も思ってた通りで良かった…」

さっそく鏡の前に立って着てみた。

今までの重い印象とは打って変わって、涼しげで軽やかなスタイルだ。

白いブラウスは透け感があり、風通しが良い。

スカートも膝丈なので、動きやすく、今までのロングスカートとは違った快適さを感じた。

しかし、鏡の前で腕を見たとき、彼はハッとした。

「やっぱり、ムダ毛が目立つな…」

半袖のブラウスを着ると、これまで隠していた腕の毛がはっきりと見えてしまう。

膝丈スカートを穿いている分、すねの毛も気になり始めた。

「やっぱり、ムダ毛処理は必要か…」

悠人はそう呟きながら、再びスマートフォンを手に取った。

今回はシェービングクリームとカミソリをネットで注文した。これで、涼しい服装に挑戦できる準備が整う。

数日後、ムダ毛処理アイテムが届き、悠人は早速それを使って腕とすねの毛を処理した。

処理が終わると、肌がスッキリとした感触になり、自分でも驚くほどの変化があった。

「これなら、半袖でも全然気にならないな…」

ムダ毛を処理したことで、悠人は自信を取り戻した。

そしてもう一度、購入したばかりの服を試着してみた。

今回はストッキングも穿いて、肌の質感を自然に整えた。

「これなら、夏でも涼しくて自然に見えるかも」

涼しげな装いに身を包んだ悠人は、鏡の前で自分の姿をじっと見つめた。

今までの厚着とは違い、軽やかで涼しげな服装でも、自信を持って楽しむことができるようになったのだ。

次の週末、悠人は再び女装サロンに足を運んだ。

今日は新しく買った半袖のブラウスと膝丈のスカートを持参している。

スタッフが出迎えてくれると、悠人は少し興奮気味に話しかけた。

「今日は、ちょっと夏っぽい感じで挑戦してみようと思って、半袖と膝丈のスカート持ってきたんです」

スタッフは笑顔で頷き、持ち込んだ服を手に取って見ていた。

「いいですね!涼しげで、今の季節にぴったりですよ。でも、ムダ毛の処理は大丈夫でしたか?」

「それが、昨日ちゃんと処理してきたんです。腕とすね、ちゃんと剃ってきたので、安心してください」

悠人は自信たっぷりに答えた。

今までは隠すことにばかり気を取られていたが、今日は違う。

涼しい服装でも、自信を持って着こなすことができるのだ。

メイクが完成し、いよいよ新しい服を着る時間がやってきた。

半袖のブラウスと膝丈スカート、そしてストッキングを合わせて鏡の前に立つと、涼しげで軽やかな装いの自分が映っていた。

「わあ、いい感じじゃないか……」

悠人は驚きとともに、自分がこれまで避けていたスタイルがこんなにも自然に見えることに感動した。

腕やすねの毛が目立たないことで、全体的にスッキリとした印象になり、肌の露出にも抵抗がなくなっていた。

「これなら、暑い日でも快適に過ごせそうだな」

自分の姿に満足しながら、悠人はサロンでの撮影に臨んだ。

軽やかなスカートが揺れるたびに、涼しい風が足元を撫でていく感覚が心地よかった。

撮影が終わった後、スタッフと話しながら悠人は今日の装いについて改めて振り返っていた。

「やっぱり、ムダ毛の処理をすると違いますね。これまで避けてた涼しい服装にも挑戦できるし、自信が持てるようになりました」

「そうですよね。女性にとってもムダ毛処理は大事なポイントですから、悠人さんもすっかり『自然な女性』に見えますよ」

スタッフの言葉に、悠人は照れくさそうに微笑んだ。自分の努力が認められたようで、嬉しかった。

「次は、どんなスタイルに挑戦しようかな……」

悠人は、これからもっと多様なスタイルに挑戦していくことを考え、胸を躍らせていた。

ムダ毛処理という小さなステップが、大きな自信につながり、新たな世界を切り開いてくれたのだ。

8.趣味と友情

悠人が女装サロンに行くのは、もう何度目か数えきれないほどになっていた。

はじめて訪れたときは、自分一人だけの秘密の楽しみだったが、通ううちに顔なじみも増え、自然とサロン内で会話が弾むことが多くなっていた。

この日も、彼はお気に入りの服とウィッグを身につけてサロンに向かった。

女装が日常の中で特別な時間になっている一方で、少しずつ「誰かと共有する楽しみ」も見つけていた。

サロンの扉を開けると、すでに何人かの常連たちがくつろいでいるのが目に入った。

彼らはみな、それぞれのスタイルで女装を楽しんでいた。

中には華やかなロリータファッションの人もいれば、制服を着こなす人、シンプルなカジュアルスタイルの人もいた。

「こんにちは」悠人が挨拶すると、みんなが笑顔で応じてくれた。

彼が座ると、近くに座っていた一人が話しかけてきた。

「今日はまた涼しげな感じだね。前はロングスカートだったけど、今のスタイルも似合ってるよ」

「ありがとう。最近、暑くてね…もう少し軽い服装に挑戦しようかと思って」

その言葉に、相手は頷きながら笑顔を見せた。

「わかる、暑い時期はどうしても涼しさを求めちゃうよね。私も今日はちょっと普段着っぽい感じで来たんだけど、やっぱり服選びは難しいよね」

悠人はその言葉に共感しながら、他の人たちの服装にも目をやった。

スーツ姿の人もいれば、少しフォーマルなドレスを着ている人もいる。それぞれが自分の好きなスタイルで女装を楽しんでいる。

「みんな、いろんな服装があって面白いよね。どんな場面でも楽しめるって感じで」

「そうそう、最初は私もロリータ一筋だったけど、最近はちょっと違うスタイルにも挑戦したくなってさ」

ロリータファッションをしている一人が、にっこりと笑って言った。

彼女(彼)は鮮やかなレースのドレスを身につけ、まるでお人形のように華やかだ。

「でもね、いざ普段着に挑戦してみると、意外と難しいんだよね。ロリータは非日常の楽しみって感じで、普段着だと逆にどう見せるか考えちゃう」

「それ、わかる気がする。普段の服って、意外と個性が出やすいよね。だから、私も最初は迷ったんだけど、最近はシンプルなカジュアルスタイルも好きになってきたよ」

話が進むうちに、女装に関する話題から徐々に他の趣味の話に移っていった。

意外なことに、サロンに集まる人たちは、皆それぞれの職業や趣味を持っていて、さまざまな話題で盛り上がることが多い。

「そういえば、ゲームとか好きな人いる?」

ふと話題が変わると、何人かが顔を輝かせて反応した。

「ゲーム大好きだよ!最近はオンラインゲームにハマってて、夜中までやっちゃうことが多いんだ」

「私はマンガ派かな。最近のジャンプとか読んでるけど、どれも面白いよ」

悠人は、みんながゲームやマンガについて語り始める様子を見て、彼らがただ女装を楽しむだけの人たちではないことを改めて感じた。

サロンに集まる人たちは、普段は会社員やエンジニア、教師などさまざまな職業に就いていて、共通の趣味を持っていることに気づいたのだ。

「実は、僕もゲーム好きなんだよね。でも、最近は仕事が忙しくてあまりできてないけど」

悠人がそう言うと、みんなが一斉に彼に注目した。

「何のゲームが好きなの?」

「昔はRPGが好きだったんだけど、最近はスマホゲームが多いかな。あと、マンガも結構読むよ。ジャンプ系の作品も好きだし」

話が進むにつれて、みんなの会話はますます盛り上がった。

女装をしているときの自分と、普段の自分が混ざり合い、趣味や興味を共有できる場がここにあることに悠人は驚きと喜びを感じた。

「女装だけじゃなくて、こうして他の趣味でも繋がれるのって、いいよね」

「そうだね。ここに来ると、なんだか安心するんだ。普段の自分と違う一面を楽しめるし、でもそれだけじゃなくて、本当の自分とも向き合える場所って感じかな」

誰かがそう言った言葉に、悠人は深く頷いた。

サロンでの時間が終わりに近づくころ、悠人はふと考えた。

ここで出会った人たちとは、女装という共通点だけで繋がっているわけではない。

むしろ、それ以外の部分でこそ、彼らともっと繋がりたいと思うようになっていた。

「また次回も来るよね?」

サロンのスタッフが声をかけると、悠人は笑顔で頷いた。

「もちろん。またみんなと話したいし、次はどんな話題で盛り上がるか楽しみだよ」

その言葉を残し、悠人はサロンを後にした。

彼の心の中には、新しい友人たちとの絆が深まった喜びと、これからも続くであろう楽しい時間への期待が広がっていた。

「女装だけじゃなくて、もっといろんなことで繋がっていけたらいいな」

悠人はそう思いながら、次にサロンに来る日を楽しみにしていた。

9.街を歩く一日

その日、悠人は初めて女装したまま外を歩くという一大決心をしていた。

サロンの中だけではなく、実際に外に出てみたいという気持ちが少しずつ強くなり、ついに行動に移すときがきたのだ。

「よし、行ってみよう…」サロンから出る前に、鏡の前で服装を確認する。

ウィッグを丁寧に整え、メイクも念入りに仕上げた。

普段の自分では絶対にしないようなファッションに身を包んでいる自分を見つめると、なんだか少し緊張感が増してきた。

しかし、それ以上にわくわくする気持ちが強かった。

ロングスカートを選んだのは、外を歩く際に少しでも安心感を得るためだった。

スカートならパンツスタイルよりも「女性らしさ」を感じさせてくれるし、体型を隠せるという点でも好都合だ。

しかし、この選択が後々予期せぬ問題を引き起こすことになるとは、その時は思いもしなかった。

最初に向かったのは、離れた街の中心にあるショッピングモールだった。

休日ということもあり、道には多くの人が行き交っている。

悠人は心臓が早鐘を打つのを感じながら、歩き出した。

「大丈夫、大丈夫…誰も気づかないよ」

自分にそう言い聞かせながら、周りの目を気にせずに歩こうと努力する。

スカートの裾が揺れる感触が新鮮で、足元に風が当たると少しひんやりとした感覚がする。

普段のパンツスタイルとはまるで違う動きに、自分が「違う存在」になったかのような錯覚さえ覚えた。

だが、エスカレーターに乗った瞬間、その「違い」を嫌でも意識せざるを得ない事態に気づいた。

エスカレーターの下から見上げたとき、ロングスカートの裾が風に揺れ、中がちらりと見えてしまうかもしれないという恐れが頭をよぎったのだ。

「やばい、これ下から見られるかも…」

一瞬のうちに、悠人はスカートの裾をそっと手で押さえた。

今まで意識しなかったが、スカートというのはこんなにも気を使うものなのか、と改めて実感する。

さらに、風の強い場所ではウィッグが風に煽られる。

髪が乱れるのを防ごうと何度も手で直すが、それでも風が吹き続けるとウィッグがずれてしまうような気がして落ち着かない。

「やっぱりウィッグは難しいな…風があるとこんなに不安定になるなんて」

街を歩くうちに、悠人は女装の細かな「リアル」に直面していく。

ヒールのある靴もその一つだ。

普段はスニーカーやビジネスシューズしか履かない彼にとって、ヒールのある靴での歩行はまさに初めての体験だった。

「最初はいい感じだと思ったけど…これ、結構きついな」

少しずつ慣れてきたとはいえ、長時間歩き続けると足の裏にじわじわと負担がかかってくるのが分かる。

ふらふらと不安定な歩き方になりそうな自分を感じながら、悠人は途中で何度か足を休めることにした。

ベンチに座り、足を伸ばして深呼吸する。

「女の人たちはこんなヒールで歩いてるんだなぁ…尊敬するわ」

休憩を終えて再び歩き出すと、少し足が軽くなったように感じた。

自分の体が新しい体験に順応しつつあるのを感じ、少し嬉しくなる。

昼過ぎになり、カフェで一息つくことにした。

ドリンクを注文して席に座ると、ふとした瞬間に気づいた。

飲み物を口にするたび、口紅がカップについてしまうのだ。

「口紅ってこういうのがあるんだ…」

悠人は気づかれないようにそっとカップを拭いたが、それが少し面倒だと感じた。

ストローを使うのが一番良いのだろうが、カップで出てくるものにはそうもいかない。
「やっぱり、細かいことに気を使わないといけないんだな」

女性が普段どれだけ多くのことに注意を払いながら日常を送っているのか、身をもって知る一日だった。

カフェで休んだ後、悠人はさらに街を歩き回った。

ショッピングモールでは人々の視線を気にすることも少なくなり、むしろ女装した自分が周りの景色に溶け込んでいるような感覚さえ覚えた。

「意外と普通に馴染んでるのかも」

服を選ぶ楽しさ、歩くときの軽やかさ、街中の風景が違って見える瞬間。

それらが全て、自分が今まで知らなかった「もう一つの世界」を感じさせてくれた。

確かに不安や気遣いも多かったが、それ以上に楽しい時間だった。

夕方になり、悠人は家路についた。

玄関の扉を開けて靴を脱ぎ、鏡に映る自分をもう一度確認する。

「なんだか、今日は一日がすごく濃かったな…」

足は少し疲れていたが、それでも充実感があった。

女装をして街を歩くことで、自分が知らなかった部分を知り、体験することができたのだ。

これまで抱えていた不安や戸惑いも、少しずつ消えていく気がした。

「またやってみようかな…次は、もっと大胆に挑戦してみるのもいいかもしれない」

そう思いながら、悠人はウィッグを外し、ゆっくりと部屋着に着替えた。

外で過ごした一日が、彼の心に新しい扉を開いたことを感じながら。

悠人がその日初めて経験した「外での女装」は、彼にとって単なる一時の楽しみを超えて、自分自身を見つめ直すきっかけとなった。

次に挑戦する時、彼はまた新たな一歩を踏み出していることだろう。

ついに外にも出るようになりましたが

やってみると案外どうってことないよ。

実際に、周りはそんなに見てないですからねw

それよりヒールで歩くと足が痛い。

この辺知ってるとヒール履いた女性に優しくなれるよ?

この話、Kindleに登録してたために、4/14までは全部上げられなかった。

契約見落としてたな。。。

なので

次回:明日の21:00は別の話をアップ

これはこれで4/15以降に続きを上げます。

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