目を覚ましたヒロトは、いつもと違う感覚に戸惑った。
視界が低く、身体も異様に軽い。ふと目をやった手には細い指があり、肌は驚くほど滑らかだ。
鏡を見ると、そこにはユリカの顔が映っている。
「お、おい…なんで俺がユリカになってるんだ!?」
驚きのあまり声を上げるが、その声も彼女のものだった。
すると後ろから、慌てたような男の声が聞こえた。
「ヒロト君、落ち着いて!」
振り返ると、そこにはヒロト自身の姿をしたユリカが立っていた。
明らかにパニック状態で、彼女は彼の姿でそわそわと手を動かしている。
「どうやら俺たち、入れ替わっちまったみたいだな。」
ヒロトは冷静を装いながらも、状況を把握しようと考えを巡らせる。
そんな中、自分の新しい姿を確認すると、彼の口元に笑みが浮かんだ。
「へえ、ユリカってこんなに可愛い体してたんだな。」
「ちょ、ちょっとヒロト君、何言ってるのよ!」
ユリカは顔を赤くしながら、自分の体がヒロトにどう見られているのかを気にし始めた。
「まあまあ、せっかくだし、少し楽しませてもらうよ。」
ヒロトは大胆にそう言い放つと、ユリカの体でスカートを軽くひるがえし、鏡の前に立った。
ヒロトは鏡の前でポーズを取り続けていた。
スカートをつまみながら回転してみたり、腰を少し反らせて女性らしいラインを際立たせる動きをしてみたり。
大胆な仕草にユリカの顔をした彼自身も驚いているが、その一方で妙に高揚感があった。
「ほら、どうだ?こういうポーズ、普段のユリカじゃしないだろ?」
「ちょ、ちょっと!やめて!」
ヒロトの姿をしたユリカが必死に止めに入るが、その声は震えていた。
「どうした、ユリカ?お前もこういうの、気になるのか?」
ヒロトは悪戯っぽい笑みを浮かべながら、さらに挑発するようなポーズを取った。
片膝を立てて床に座り、上目遣いでカメラに向けるような視線を送る。
その瞬間、ユリカ(ヒロトの体)が大きく後ろに下がった。
何やら焦ったように自分の体の前を手で覆う。
「おいおい、どうしたんだ?」
ヒロトはユリカの妙な挙動に気づき、ニヤリと笑う。
「ち、違う!何も違わないから!」
ユリカは顔を真っ赤にしながら、さらに距離を取る。
しかしその動揺ぶりは明らかだった。
「もしかして…反応しちゃった?」
ヒロトはユリカの様子を見て、さらに確信を深める。
その目線はユリカの下半身へと向けられた。
「やめて!見ないで!」
ユリカはヒロトの体で手を振り回しながら必死に遮ろうとするが、その仕草が逆に彼女の動揺を際立たせていた。
「へえ、ユリカも男の体だとこうなるんだな。面白いじゃないか。」
ヒロトはわざとゆっくりと歩み寄り、ユリカをさらに追い詰める。
「ほら、どう?こういう動きが君にとってどれだけ影響を与えるのか、もっと試してみる?」
ヒロトはわざとスカートを軽く持ち上げ、ユリカの目線を誘導する。
その仕草にユリカはさらに慌てふためく。
「や、やめて!本当に無理だから!」
「ふふ、これが俺の体だったら、君だってこんな反応しなかっただろうに。」
ヒロトは面白がるように言いながら、挑発を続けた。
ユリカはリビングの端で膝を抱え、落ち込んだ表情をしていた。
ヒロトの体で感じた「男としての反応」が彼女にとって大きなショックだったのだろう。
「…私、こんなの慣れないよ。」
小さく呟くユリカを見て、ヒロトは苦笑いを浮かべた。
「まあ、それが男の体ってやつさ。悪い気分じゃなかっただろ?」
「全然よくない!もうこんなの嫌!」
ユリカは顔を赤くして怒りながら言い返すが、ヒロトはどこか満足そうな表情を浮かべていた。
男側が喜んで、女性側が男の体に困惑する。
テンプレ的な内容ですかね?
女性でもミニスカート持ち上げてちらつかせたら興奮するんですかね?
男側もふざけてるならともかく、いきなりこうはならないだろ。。。
さて、七草粥は食べる気しなかった。。。
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